ゲーム業界で働くCGデザイナーの転職体験談

3DCGデザイナーとしてゲーム業界で働いている管理人が、過去2回の転職経験を元に、体験談や効率的な転職活動のコツを紹介しているブログです。

面接でよく聞かれる質問への対策

面接でよく聞かれる質問

面接時のポイント

どのような面接が行われるかは、企業によって様々です。形式張った質問をする面接もあれば、ほとんど雑談で終わる面接もあります。企業によって(面接官によって)採用基準も異なるため、完璧な対策をするのは困難です。

ただ面接で聞かれることは予想できるものもありますので、前もって準備をしておけば、気持ちに余裕をもって臨めます。

会社側は、その人の能力ややる気を見るのと同時に、一緒に働きたいか、一緒に働くことで会社にプラスになるかを判断しています。同じように自分もこの会社でやる気をもって仕事に臨めるか、能力を発揮できるか、会社を見定める気持ちで臨むとよいと思います。

面接官が現場担当者だった場合、最終的に採用になった時に、その面接官が上司になる可能性が高いです。一緒に働く可能性のある人と接する貴重な機会でもあると思うと、また面接に対する心構えも変わってくるのではないでしょうか。

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面接での質問集

自己紹介をしてください。
転職理由は何ですか。
当社を志望する理由は何ですか。

一般的な質問ですが、必ずと言っていいほど聞かれる質問なのできちんと用意しておきましょう。それぞれ300〜500字で文面にまとめておくと便利です。(300〜500字でまとめると、1分半~2分で話す分量になるそうです)

転職理由・志望理由は、ポジティブな内容に。実際はネガティブな理由だったとしてもポジティブな話に変換して作成しましょう。
参考URL:本当の転職理由がネガティブでも大丈夫! 面接で失敗しないための事前準備

ポートフォリオに対する質問全般

○○の業務は経験ありますか?/この分野はどの程度担当しましたか?等、ポートフォリオの疑問点や詳細といった、作品に対する具体的な質問を受けることがあります。

また、今までの業務と応募する業務の相違点がある場合、確認だったりツッコミが入るかもしれません。例えば「今までコンシューマーゲームを作っていたが、ソーシャルゲームの会社を受けた」とか、「今までCG制作のみ担当していたが、リーダー候補に応募した」とか。会社が知りたいのは、その業務内容の変化に耐えうるかどうかだったり、きちんとこなしてくれるかどうかです。会社が自分を採用するのに安心できる材料(近い経験をアピールしたり、その業務に対する前向きな姿勢、価値観を示したりすること)が必要だと思います。

好きなゲームは何ですか。/最近やったゲームは何ですか。

この質問、ゲーム業界では鉄板です。就職活動時にもおそらく聞かれたと思います。

応募者の志向を知るために聞いていると思うのですが、受けている会社と同じ志向のゲームがいいのか、違うゲームがいいのかは、その会社の判断基準によるので何とも言えません。2~3タイトル、ジャンルやテイストの違うものを挙げればいいのかもしれませんが…。

これは本当に好きなゲーム、やっているゲームを出すようにしてください。そのゲームの話だったら5分くらい楽に語れるくらいがいいです。受ける会社が実際に開発したゲームを出すのは、本当に好きでやっている場合のみに留めた方がいいです。半端な知識だとすぐ見破られますし、面接官が開発者である可能性もあります。

好きな本・映画は何ですか。/最近見た本・映画は何ですか。

1つ前の質問で、ゲーム以外の質問パターン。こちらも応募者の志向を知るためでしょうか。本でも映画でも演劇でも何でもいいんですが、何か語れるものを用意しておくといいですね。(夢中になって語りすぎないように、面接官の様子は常に伺ってください^^;)

好きな/得意な/表現したい世界観はどのようなものですか。

どんなテイストのCGが好きか/得意かを、応募者自身に語らせることもあります。目指している方向性がわかるように、具体的なゲームや映画の名前を挙げてもいいですし、自分のポートフォリオ作品の中から例に挙げて、説明してもいいかもしれません。

ご自身の長所と短所は何ですか。
あなたの業務上の強みは何ですか。

定番の質問なので、用意しておくことに越したことはありません。(私は実際に聞かれることはありませんでしたが…)職務経歴書を書く際に、自己分析はしていると思うので、そこから300〜500字程度に文章化しておくと便利です。

何か質問はありますか。

面接の終わりに、必ずといっていいほど聞かれる質問です。2〜3個用意しておくといいですね。ただくだらない質問をするくらいなら質問しないほうがマシです。WEBサイトを見ればわかるものや、それ聞いてどうするの?と思うような質問は避けましょう。実際にその会社で働くことを想像してみると、色々と聞きたいことが出てくるのではないでしょうか。

別に面接の合間にでも、疑問点があれば聞いて構いません。(話の流れもありますが)なので、「面接中に聞けたので質問はありません」でもいいし、「先程の○○の話はこういうことなのでしょうか」と、面接中の疑問点を改めて聞いてもいいかと思います。


公開日:
最終更新日:2021/10/22